☆Open!はっぴぃDoors☆
2008年発覚の乳がん7年生。 病気が教えてくれた大切なこと、これを機に次々と開く新しい世界の扉。  素敵な仲間との出会いに感謝して、凸凹な毎日を楽しみながら、笑顔いっぱいで穏やかに過ごしていきたいなぁと思っています。
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父の卒業式
今日は雨も小休止。
父の日ということで、私も父に会いに行ってきました。


以前にも書きましたが、私の父は認知症を患い、最近では
家族の顔どころか言葉の意味も理解できず、何一つ自分では
できない状態になってしまいました。

週の半分を介護施設A園のデイサービスでお世話になりながら
母が懸命に介護をしておりましたが、夜も十分に眠れない状況が
長く続き、既に体力も気力も限界を超えていました。

それでも母はどうしても決心がつかず、グループホームへの
ご案内を頂いても何度も断っていました。
(申し込んでもなかなか順番が廻ってこない状況なので
本当にありがたかったのですが。。。)

父への介護はもう十分すぎるほどやり尽くしたと思うし、
このまま母が倒れてしまと、我が家も共倒れになると説得し、
A園のご承諾も得てやっとこさ特別養護老人福祉施設への申込書を
提出するところまでこぎつけました。

そして先月、特養B園への入居がやっと決まりました。
この期に及んで、まだ母は迷い続けて私たちを閉口させていました。


重い腰をあげ、母はいままでお世話になっていたA園へ出向きました。

ケアマネージャーさんと父と母と3人が向き合って座り、
母が入居の許可が下りたことの報告と今までのお礼を伝えると
父は笑いながら、突然涙をポロポロ流したそうです。

もう何にもわからないと思っていた父ですが何か感じるところがあったのでしょう。
母や家族と別れて暮らすことがわかったのでしょうか。
大事にお世話して下さったA園の方とお別れすることが辛かったのでしょうか。

その様子を見たA園のケアマネさんも母も涙が止まらなかったそうです。

ケアマネさんは母の胸のうちを察してくれたのか
『入居してからもお世話に行かれたらいいのですよ。
 そしてもし、B園が合わないと思ったら、いつでも帰って来て下さい。』
と言葉をかけてくださったそうです。


数日後、最後の精算のため、A園へ出向いた母にケアマネさんから
1冊のアルバムがプレゼントされました。

父がお世話になり始めてから参加したイベントの写真。

お出かけ先で仲間と一緒のご機嫌な笑顔
お餅つきをさせてもらって楽しそうな笑顔
美味しそうなお弁当を前にした嬉しそうな笑顔
地域の子供さんたちと交流する無邪気な笑顔
ケアマネさんや介護士さんとの安心したような笑顔

集合写真をはじめ、スナップから切り抜いた小さな笑顔の写真まで・・・
父の笑顔が全てのページに満載された素敵な素敵なアルバムでした。

忙しくされてる介護士さんたちが父のために丁寧に作って下さった
温かい思いがいっぱいこもったアルバム。

こんな心優しい方たちに囲まれ、ずっとお世話になった父は
きっと最高に幸せだったことでしょう。


そして介護士さんは時折こう仰って下さったそうです。
「いつも 『ありがとう』ってニコニコして下さるので私たちの方が癒されています。」

父は本当に温かく見守って下さったこの施設を卒業しました。
A園のみなさま長い間本当にお世話になり、ありがとうございました。



数日後、母は特養B園で、A園の介護士さんに偶然出会ったそうです。

その介護士さんは 『どうされてるかなって思って』 と父を案じて
わざわざお休みの日に面会に来てくださっていたそうです。


 お父さん、本当に幸せものやね。


そして今日も私たち家族を満面の笑みで迎えてくれた父。

その笑顔に涙がこぼれそうになった・・・。


  お父さんごめんね。そして、ありがとう。




現在、母は夜しっかり睡眠をとり、自分の生活を少しづつ取り戻しながら
ほぼ毎日B園へ通いつめています。

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[2011/06/19 16:03] | 家族 | コメント(15) |
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コメント
トンちゃん、こんにちは♪
とってもステキなお話を読ませていただき、ジーンと心が熱くなりました。
今日は父の日だったね(忘れてたワタシは親不孝もの)
うまく書けないけど、お父さんのまわりには優しい人たちが集まってて、幸せそうです。
実は娘が介護士を目指そうか・・・と今言ってるので、こんな心配りの出来る優しい介護士さんになってくれたらなーって思いました。
ありがとう。
[2011/06/19 17:02] URL | ほたる #- [ 編集 ]

ほたるしゃ~ん、こんばんは~v-280
お忙しいのにご訪問ありがとうございます。

お嬢さん、お誕生日おめでとうございますv-315

そうなんです。父はホントに幸せ者です。
私も何か持ってると思ってますが、父も私以上に何か持ってると思います。
今の施設の方もみなさんからも、よくして頂いているようで
本当にありがたいことです。

ほたるしゃんの娘さんなら、きっと心優しい素敵な介護士さんになられますよ。
間違いないe-284(って古っ)
[2011/06/19 22:07] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]
介護って本当に大変な問題です。
実際にその立場になってみないと、本当の
苦労はわからないでしょうね。

でも、介護する事で支える家族が倒れること程悲しいことはありません。今は介護保険が
あるのでケアマネや介護ヘルパーがいて、ショートステイなど在宅支援もいろいろ受けら
れるようにはなりましたが、やはり同居する家族の負担は計り知れませんよ。

施設のお世話になるということに、、トンきち1号さんも
とても悩まれたと思います。苦渋の選択だったと思います。辛かったでしょうね。
でも、今の楽しそうなお父様の笑顔、そして、その横に寄りそうお母様の笑顔。
それが全てではないでしょうか。

御家族の気持ちは十分伝わってると思いますよ。
それに、よい施設に入所できてよかったです。

実際に家族の介護もしたことないのに、
えらそうな事を言ってすいません。
とても素敵なお話だったのでつい、私も
思いを書いてしまいました。

[2011/06/19 22:17] URL | 夢かあさん #- [ 編集 ]
 とんちゃん、こんばんは♪e-490

 おんなじですね~
 涙がとまりませんe-263
 素敵な素敵なお父様ですねe-420

 私の父もいつもにこにこしているようで
 介護士さんに褒められているようです

 お父様の優しい笑顔は周りの方たちを幸せに
 して下さっているのでしょうねe-415

 お母様もゆとりができて本当によかった
 ですね。 お疲れ様です!
 
 
[2011/06/19 23:52] URL | marumo #wBzGvDT2 [ 編集 ]
トンきちさん こんにちは

お父さん、凄く良い所でデイサービスを受けられてたんですね。
介護は本当に難しいもので、家族で介護を
していきたい気持ちだったり、
施設に入ってもらう事への罪悪感だったり
また、介護士さんに求めすぎても駄目だけど
任せ過ぎても駄目
(この頃合がむつかしい・・・)
介護に悩みはつきないけど
お母さんを、しっかり支えてあげてくださいねe-320
[2011/06/20 16:07] URL | うりれお #- [ 編集 ]
トンきちさん こんばんは!
お父様のお世話になった施設
素晴らしいです。
感動しました。
うちの祖母も痴呆症がひどくなり
最後は特養にお世話になりました。
父と二人で祖母を連れて特養に行った
あの日の気持ち・・心の片隅に残っています。
もう15年以上たっているのに・・
お母様支えてあげてくださいね。

[2011/06/21 22:32] URL | りらももちゃん #/.OuxNPQ [ 編集 ]
とんちゃん お久しぶりです。

トンちゃんのお父様が そういう状況だったなんて 初めて知りました。

お父様は 認知症であっても 何か 感じるところがあり きっと涙を流されたんでしょうね。

お母様も決断されるまで、やはりすごく思い悩んだと思いますが、共倒れになるお家も 多いのが実情です。

このままでは お母様までが 体調を崩されたりする可能性もありましたからね。

笑顔の優しい きっととんちゃんに 似た癒し系のお父様なんでしょうね。

皆さんから愛されてお幸せなのかもわかりません。

私も そういった施設の厨房にいましたが、配膳や 下膳の際でも 認知症の方が 幸せなんじゃないかなぁ…と思う時が 度々ありました。

しっかりされていらっしゃる方は ショートステーで2日とか3日間とか 泊まるだけなのに 逃げ出さないように フロア全体に おりのように鍵をかけて 私が行くと 一緒に連れて帰って欲しいとか タクシーで帰れるから エレベーターに乗せて欲しいとか 泣いて言われるんですよ。エレベーターも 職員しかわからない暗証番号を押さないと 絶対に開けれなくて 泣き叫ぶ声を 聞きながら なだめながら エレベーターに台車を乗せて降りる時は つらかったです。

なまじ 頭がしっかりされていらっしゃる方は 余計に こういうところに入れられて…と思われてたのかもわかりません。

何回も お姉ちゃん 連れて帰ってとか 私は家に帰りたいのに 迎えがきてくれない…と オイオイ泣いてらしたのが 本当に忘れられません。

娘が面会に来ても 誰がきても わからないと言うのも 辛いとはおもいますが…。

難しい問題ですよね…。とんちゃんに 何て 言葉をかけてあげたら良いのか わかりませんが、お父様はケアマネさんやヘルパーさんに愛されて幸せなんだとおもいますが…。気にして わざわざお休みに様子を見に行って下さるなんて 愛されている証拠ですよ。

お母様も疲れが 長くなると 溜まり 心配だったでしょうが、ああいう施設は 看護士 医師もついて下さってるので、安心かと思います。

しょっちゅう 時間の許す限り お父様のお顔を 覗いて差し上げるといいですね

お父様にとっても きっと幸せな父の日になったと思います

うまく 言葉に 気持ちを 表すことができなくて とんちゃん ごめんね
[2011/06/23 01:39] URL | あやや #- [ 編集 ]
トンきち1号さん、こんにちは。
父の日、親子揃ってお祝いできて良かったですね!
私の育ての親の祖母も痴呆ではなかったのですが数年間は施設で生活をしていたので
介護する側の気持ちも、祖母の気持ちも少しはわかるような気がします。
介護される側、する側どっちだって離れて暮らすのはイヤですよ。
でも、介護する側の負担がいろんな意味で大きすぎる。。
この問題は責任感が強くてやさいい人ほど悩んでしまう問題なんだと思うのは私だけでしょうか?

ケアマネさんがおっしゃるとおり、お父さんにできるだけ会いに行くことがいいのかな~なんて。
お父さんも嬉しいと思いますし。
私もひ孫を連れてよく行ってました。
他のおじいちゃん、おばあちゃん達も喜んでくれて。
トンきちさんも、もちろんお母さんもとっても情の深い方だから、お父さんは絶対幸せだと思いますよ!!
お母さんも無理しすぎないように、それだけがちょっと心配なのですね。。
なんとか上手く物事が運べばよいのですが。。
うまくコメできなくてすみません、、
でも、トンきちさんご一家がみんな幸せに暮らせますように!!祈ってます(気合~!)



[2011/06/24 10:36] URL | koharu! #- [ 編集 ]

夢かあさん、こんにちは♪
お返事遅くなってごめんなさい。

育児と違って先の見通しが立たないので、余計に選択が難しいですね。
父と母は年齢が結構離れているので、なんとか母は持ちこたえましたが
同じような年齢ならとっくに倒れていたと思います。

多分、そばにいる私でさえ、母の思いを少しも理解できてないのでは
と思います。

覚悟を決めたとはいえ、母が父を施設に連れて行ったときの気持ちを
思うと今も胸が苦しくなりますが、
夢かあさんからとても気持ちのこもったコメントを何度も繰り返し
読ませて頂いて、これでよかったんだ・・・と思うことができました。

ありがとうございました。

[2011/06/26 12:10] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]

鍵コメさん、こんにちは。
お返事遅くなってごめんなさい。

同じ思いを共有して頂いたことがとても嬉しく、
温かい言葉の数々に心の中の荷物がおりたような気持ちです。
やさしいアドバイスを心に刻み、母とともにずっと父のそばに
寄り添っていたいと思います。

ありがとうございました。

[2011/06/26 12:22] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]

maruちゃん、こんにちは~。
お返事遅くなってしまってすみません。

maruちゃんを泣かせてしもたんやね。ごめんね。
でもありがとうね。

ホンマに何かにつけ、よう似てるでしょう。
みなさんに大事にされて、父は本当に幸せ者です。
そして今日も母は父のところへいそいそe-266と出かけています。
[2011/06/26 12:28] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]

うりれおさん、こんにちは。先日はお疲れ様でした。
お返事遅くなってすみません。

そうなんです。
本当によくして頂いたので、余計に施設を変わることに
相当迷いました。

> 介護士さんに求めすぎても駄目だけど任せ過ぎても駄目
確かにそうですね。
今の施設ももちろん食事の介助はして下さるのだけれど
母は昼食のお世話のため、お昼前に出かけています。

はい!私もできる限り寄り添っていきたいと思います。
[2011/06/26 12:35] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]

りらももちゃん、こんにちは~♪ 先日はお疲れ様でした。
お返事遅くなってごめんね。

はい。普段からとてもよくして頂きました。
マニュアルには書かれることのない気持ちの面でもこの上ない
素晴らしい介護を受けられたと感謝の気持ちでいっぱいです。

> あの日の気持ち・・心の片隅に残っています。
そうですよね。
母がどんな気持ちでB園を後にしたかと思うと今も感情を
溢れ出そうになるので、お会いした時もこのことについて
ちゃんとお話することができませんでした。

はい。あまり役に立ちませんが、いつも気持ちだけでも
両親のそばにいられたらと思います。

[2011/06/26 12:43] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]

あややさん、こんにちは。
お返事遅くなってごめんなさい。

人も、言葉も全くわからなくなった父ですが、母が自分にとって
大事な人だということだけは、理解していたようです。

母は父より10歳くらい年下なので何とか倒れずに頑張り抜きましたが
毎晩、何度も起きてお世話していたので、娘の私でもとっくに
お手上げ状態だったと思います。

あややさんはいろいろなケースを見てこられてのですね。
施設でお世話してくださる方もしんどいことがいっぱいありますね。

ここに至るまで、やさしかった父がこの病気で性格が変わったように
怒ったり、懐疑的になったり、帰りたいと言い続けてたときは
体力に増して家族全員の心が折れそうになった時期もありました。

今は安心してお任せしながら、自分たちができることを精一杯
やっていきたいと思っています。
そのためには自分の心も身体も元気でいないといけませんね。

ありがとうございました。

[2011/06/26 12:58] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]

koharu!さん、こんにちは~。
PCなかなか開けることができず、お返事遅くなってごめんなさい。

はい。何も理解できなくなっているのに不思議なのですが、
身体で感じるなにかがあるんでしょうね。
父の満面の笑顔を見て、みんなが幸せな気持ちになりました。

介護は24時間ですから、みなさん大変な思いをされていますね。
そうなんです。
理屈じゃなくて感情の部分に訴える問題なので、正しいとか
そうじゃないとかではなく、納得できるとか満足できるか
という部分に焦点があるんですよね。

koharu!さんのお婆様もお孫さんたちが訪ねてきてくれて
お幸せでしたでしょうね。
私もできるだけQを連れていきたいと思っています。

母と孫のQの顔を見たときの父は、それはそれは嬉しそうに
笑ってくれるんですよ。

祈って下さって本当にありがとう。感激です。
[2011/06/26 13:11] URL | トンきち1号 #- [ 編集 ]
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プロフィール

トンきち1号

Author:トンきち1号
年齢:ココロは永遠の17歳☆
性別:おっちゃん風女子
住居:トンきち星
趣味:デパ地下&催場 物産展巡り
歴史:2008年早春 乳がんデビュー
左胸温存手術・放射線治療25+ブースト5の全30回
現在ホルモン治療中。
※ゾラデックス1回/4週注射 (5年)
 ノルバデックス1錠(20mg)/1日服用 (5年)
 消化器内科・婦人科にも通院中。(半年に1回)

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